2024年9月15日にアイアンマン ジャパン みなみ北海道 が開催されることが、IRONMANグループより公式に発表された。
すでに先月の11月30日に北海道北斗市で第1回の大会実行委員会が実施。大会スーパーバイザーに宮塚英也氏が就任するなど注目を集めていたレースは、2015年以9年ぶりに日本で実施されるフルディスタンスのアイアンマンとなる。
景勝地の函館山から遠く眺めるレースの舞台。北海道北斗市と木古内町から新たなアイアンマンの歴史がスタートする
【募集は12月19日・午前9時からスタート】
エントリー開始は12月19日の午前9時(日本時間)から。
下記のホームページで大会の詳細確認が可能。ちなみに2025年アイアンマン世界選手権の出場権は30スロットが用意されている。
>> アイアンマン ジャパン みなみ北海道 大会HP ※リンク
レースの舞台は北海道の南部に位置する北斗市と木古内町。
気になるコースの概要は、3.8kmのスイムコース(2周回)は北斗市エリアに臨む函館湾内。ヘッドアップした視線の先には函館山、そして遠くに津軽海峡を眺めながら泳ぐこととなる。
写真左上に見えるのが函館山。右側から延びているのは50年の歴史をもつという海上桟橋
【バイクコースは自動車道を完全規制】
スイムフィニッシュ後、木古内町ふるさとの森公園へと向かう180km のバイクは、エリアの幹線路となる函館・江差自動車道での約3往復がメイン。交通規制が敷かれた自動車道はスピードコースとなり、見晴らしの良い海岸線の景色も楽しみながらを木古内町へと向かうこととなる。
<コース全体概要>
>> 大会HPのコースマップはこちら ※リンク
そして、バイクを終えた選手は風光明媚な木古内町の田園地帯を走る、ラン42.2km(14kmを3周回)のチャレンジを経て、木古内町役場でフィニッシュ。
レースを終えたアスリートたちには温泉で疲れを癒し、道南産のシーフードやブランド和牛を堪能するなど、まるまる北海道を満喫できるご褒美が待ち受けているとのこと。
<大会HPのコースイメージ図>
大会は会場へのアクセスが良好なのも特徴。
函館空港へは東京・羽田やほかの主要都市から短時間のフライトが数多く就航しており、東京から新幹線を使えば 4時間弱で最寄りの駅に到着することが可能。北海道南部へは、青森や大間から函館を結ぶフェリーでアクセスもできる。
第1回の実行委員会で大会スーパーバイザーに就任することが発表された宮塚英也氏。「参加者には日本のアイアンマンでぜひワールドチャンピオンシップ出場権獲得を目指し、世界で活躍してもらいたいと思っています」とエールを贈った
バイクのメインコースとなる『函館・江差自動車道』は出場者のパフォーマンをいかんなく発揮できるレイアウトとなる
【世界に発信された日本のアイアンマン】
「普段は自転車で走ることができない自動車専用道路をバイクコースとして採用し、ほかでは体験できない素晴らしい景観が選手を待ち受けています。レース後は、風情豊かな港町のホテルでくつろぎの時間を過ごし、レースの疲れを癒してください。アイアンマン ジャパン みなみ北海道 は、限界への挑戦と息をのむような絶景、そしてリラクゼーションの完璧なハーモニーをお約束します。フィニッシュラインへの泳ぎのひとかき、バイクのひとこぎ、そしてランの一歩が、あなたを忘れられない体験へと誘います」とは、アイアンマン ジャパン のレースディレクター、綱島浩一氏(コージアンマインド株式会社・代表取締役/写真下)。
このアナウンスは、IRONMANグループから世界のトライアスリートに向けても発信されている。
11月30日の実行委員会終了後、記者の取材に応じるレースディレクターの綱島氏。翌日は大会情報が地元紙の一面を飾るなど注目度は高まる一方のようだ
いよいよ世界にお披露目された日本のアイアンマン。
今後、随時情報をアップデートしていくとのことなので、その展開に大いに期待しよう。
・大会の詳細:www.ironman.com/im-south-hokkaido
・選手の問合わせ:Japan@ironman.com
木古内町ならではの自然豊かなロケーションが舞台のランコース。海、緑、そして贅沢なバイクコースのハーモニーは海外選手も魅了するだろう
<スイム会場・動画ダイジェスト>
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※函館山から眺めた夜の光景(写真下)。レース後はこの場で息を呑むほどの夜景に癒やされるのもいいだろう