もう10年以上前の話になるが、筆者がサラリーマンだったときトライアスロン誌の編集を12年勤めたのち水泳雑誌を2年間担当させてもらったことがあった。トライアスロンでも水泳記事は重要であるが、水泳誌は当たり前だがスイム企画のみで1冊を仕上げる。そんな中、試行錯誤したのが水中撮影。古い話で恐縮だが、当時は高性能の防水カメラ、無論ムービーなどはなく苦労が絶えなかった。
ではどうやっていたかというと、「ハウジング」という防水カバーをカメラにセットして撮影するケースが多かった。このハウジングはカメラごとの専用設計でしかも高額。所有しているカメラマンさんも少なく、彼らのスケジュールにあわせて撮影日を組むこともしばしば。さらにはごく希にセットが甘くカメラが水没してしまうことも。。。
何がいいたいかというと、今回チームブレイブの取材に GoPro HERO8 を使用したのだがその性能に愕然。完璧な防水で4K動画が簡単に撮れ、しかも素人(筆者)でもなかなかの水中撮影が可能なのだ。今をときめくユーチューバーなどには「今ごろ何言ってんの?」てな感じだろうが、昭和生まれのワタクシには感動の連続というわけだったのである。このGoPro、秋には新型が出るらしいのだが、8K動画に進化するのも時間の問題だろう。もう8Kやら5Gやら。オジサンにはついて行く(行けてない?)のがやっとというのが実情である。