2014年9月の第1回大会に1,700人を超えるアスリートが出場するなど、国内最大規模のトライアスロン大会として人気の九十九里トライアスロン(千葉県)が、今年は10月3日(日)に実施すると発表された。同レースは2018年大会からオリンピックディスタンス(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km )に加えミドルディスタンス(スイム1.9km/バイク90.1km/ラン21.1km)を新設。各カテゴリーの出場者がほぼ同数で、さらにはリレー部門も併設されているバリエーション豊かなトライアスロンの祭典だ。
昨年は新型コロナウイルス禍の中、種目をオリンピックディスタンスに1本化(レースは、前日に接近した台風の影響によりデュアスロンとして実施されている)。これまで前例のなかった参加型スポーツイベントの感染防止対策にも注力するなどしてレースを完遂。半年遅れでやってきた2020シーズンに明るいニュースをもたらしてくれた。
昨年大会は台風の影響もあってデュアスロンとして開催。そんな中、ローリングスタートなど感染防止対策を講じて実施された
そういったノウハウをさらに積み上げ、今年はミドルディスタンスが復活。九十九里のロケーションを丸一日楽しめる選択肢も増えている。
ご存知のとおり4月に石垣島トライアスロンが実施された後、今年もシーズン前半に注目を集めていたいくつかの大会が延期、あるいは中止になっている。まだ不透明感が拭えない状況下での開催告知に、トライアスリートの期待度も大いに膨らむだろう。
エントリー開始は6月からの予定。詳しくは大会のホームページをチェックしよう。
【九十九里トライアスロン2021大会HP】 ※リンク
<写真提供>九十九里トライアスロン実行委員会