いよいよ2021フルディスタンス・アイアンマンがNZからスタート

当初予定の3月6日から新型コロナウイルスの影響で延期となっていたアイアンマン・ニュージーランドが3月27日、3週間遅れて開催された。1985年にオークランドでスタートし、99年に北島中部のタウポに場所を移して開催し続けられているアイアンマンNZ。今回、異例ともいえる対策が施されたわけだが、オリジナル・アイアンマンのひとつともいえる大会オーガナイザーの熱意がレースを完遂。2021シーズンに明るい光をもたらしてくれた。
この記念すべきアイアンマンを制したのは男子がブレイデン・カリー、女子がハンナ・ウェルズ。ニュージランドもいまだ厳しい入国制限が敷かれ、プロ参加者は自国選手のみとなったが優勝タイムが男子7時間57分12秒、女子9時間01分49秒といずれも高速レースとなった。
自身初のアイアンマンで勝利を納めたハンナ・ウェルズは、今回の難しい国内情勢の中、レースを成立させたオーガナイザーに感謝の意を述べた。「この意味は非常に大きいです。このコロナ渦でもフレキシブルに対応し続けてきた大会主催者、そして私のスポンサーと家族にありがとうといいたいです」(ウェルズ)

スイム2位フィニッシュからバイクでトップに立ち圧勝したウェルズは今後のアイアンマンシーンでも注目される存在になっていくだろう

バイク終了時にトップ3人が秒単位のトランジションを経るという接戦となった男子は、ランニングで地力を見せたブレイデン・カリーが優勝。
「厳しいレースになるだろうと思っていました。ランではとにかく自分のペースを保とうと。そして30km地点で歯を食いしばり、テンポを上げていったんです」(カリー/表彰台写真の中央)
「本当にタフなレースでした。今後もアイアンマンはますますタフになっていくでしょう」と、優勝タイムが表すように激しい争いとなった。
なお日本でも人気のキャメロン・ブラウンが8位を獲得している点にも注目しておきたい。
このアイアンマン・シリーズのバトンはニュージランド大会に続き、5月2日のオーストラリア(ニューサウスウェールズ州・ポートマッカリー)へと引き継がれていく。

【男子プロ結果】
1.Braden Currie        NZL 7:57:12
2.Mike Phillips          NZL 8:06:38
3.Kyle Smith             NZL 8:08:53
4.Jack Moody            NZL 8:18:23
5.Ben Phillips            NZL 8:19:59
6.Simon Cochrane     NZL 8:24:39
7.Lucas Duross          NZL 8:51:26
8.Cameron Brown     NZL 8:58:47
【女子プロ結果】
1.Hannah Wells         NZL 9:01:49
2.Rebecca Clarke       NZL 9:15:38
3.Emily McNaughtan NZL 9:38:42
4.Melanie Burke       NZL 10:05:12

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