7月1日、「アイアンマン 70.3 東三河ジャパン in 渥美半島」の来年の開催に向けた記者発表が豊橋市で行われた。開催日は2025年6月6日(金) 〜 8日(日) を目標とし、あわせて実施に向けた大会実行委員会が正式に設立されたこともアナウンスされている。
豊橋市で行われた記者会見。三河地区、さらにその周辺エリアでは多くの歴史あるトライアスロン大会が開催されていて、さらに注目を集めることになるだろう
昨年10月から準備会を重ね、今年6月19日に実行委員会が設立。第2回大会の開催に向け協議を進めた結果、「愛知県田原市、豊橋市で開催してこの大会が持つワールドワイドな発信力を活用し、渥美半島をはじめとする東三河地域の魅力を国内外に発信し、ブランド力の向上やインバウンドをはじめとする観光振興などにつなげることで、この地域の活性化につなげることを目指す」(大会実行委員長)と発表した。
第1回大会は約760人のエントリーがあった
昨年6月に行われた第1回大会は「参加者、関連者から高い評価を得られていた」という反面、長時間に渡る交通規制などにより地元に大きな負担をかけたという問題点も指摘。あわせて地域の魅力を十分に発揮できていなかったところがあった、と振り返っている。
上記などの理由から今年1月、主催者はアイアンマン 70.3 東三河ジャパン は2024年開催を延期とし、2025年以降の実施を目指して検討を進めていくと案内していた。
昨年のバイクコースは途中、渥美半島の風光明媚なエリアも満喫できる魅力あるレイアウトだった
開催日を2025年6月6日(金) 〜 8日(日) とした場合、昨年のスケジュールと照らし合わせると 7日(土)に70.3レースを実施、翌日にアイアンキッズなどのイベントが開催されることが予想される。
あわせて、実行委員会は来年大会にリレー部門を新設し、より多くのアスリートの参加を促すとしている。
募集定員は1,500人を予定。
募集の開始はコース概要が決まり次第、できるだけ早くスタートさせるという。
その気になるコースに関してはまだ協議・調整中だが、昨年の(交通規制などの)問題点を鑑みて、バイクは豊橋市にまで延伸される予定とのこと。(昨年は田原市内での設定だった)
昨年のコース全体図。2025年大会はバイクの一部が豊橋市(地図の右上方面)へ延伸される予定だという
9月15日に北海道北斗市・木古内町でフルディスタンスのアイアンマンが実施されるが、来年に愛知県田原市・豊橋市でアイアンマン70.3 が開催されれば、日本のトライアスロン界全体の活性化にさらにつながることは間違いない。
今後の詳細発表にも大いに注目しよう。
【昨年大会の詳細ムービー】