毎年この時期の恒例となった、2023年に開催されたアイアンマン、そしてアイアンマン70.3のグローバル・アスリーツチョイス・アワード(出場者人気ランキング)の受賞レースが発表された。
アイアンマンでは アイアンマン・フランス, ニース、70.3レースでは アイアンマン70.3カプルーン(オーストリア)が載冠。それぞれ世界で40以上実施されるアイアンマン、120大会以上のアイアンマン70.3シリーズでの総合満足度で1位を獲得した。
昨年9月に初めてアイアンマン世界選手権が実施されたフランス・ニース(写真上)は6月開催のアイアンマンをベースとしたもの。レースのクオリティや地元の密着度は秀逸。それらも人気のひとつになっているのであろう(photo/Sylvain Thomas, AFP for IRONMAN)
このランキングは出場レースで完走したすべてのアスリートに送信された、イベント後アンケートの結果を基に決定。アンケートの質問は5段階の満足度に分けられ、それを算出してランキング化されている。
またカテゴリーは総合ベストレース、ベスト・スイムコース、バイク、ラン、そして最も推薦できる大会などを設定。合計55,000人を超えるアンケートの回答結果から選出されるというシステムになっている。
その、それぞれの総合1位にアイアンマン・フランス、アイアンマン70.3カプルーンが輝いたというわけだ。
ほかのカテゴリーでの1位受賞レースは下記のとおり。
<ベストスイムコース>
アイアンマン・ウィスコンシン(アメリカ)
アイアンマン70.3モン – トランブラン(カナダ)
<ベストバイクコース>
アイアンマン・レイクプラシッド(アメリカ)
アイアンマン70.3ミシガン(アメリカ)
<ベストランコース>
アイアンマン・カルマル(スウェーデン)
アイアンマン70.3モン – トランブラン(カナダ)
<友人に最も薦めたいレース>
アイアンマン・カルマル(スウェーデン)
アイアンマン70.3ミシガン(アメリカ)
2023年アイアンマンのベストバイクコース大会に選ばれたレイクプラジッドは、その名のとおり湖で泳ぐスイムコースも特徴のひとつだ
2023年のすべてのカテゴリーの受賞大会リストは下記を参照しよう。
www.ironman.com/global-athletes-choice
一方、今年9月15日に9年ぶりに日本で開催。申し込み開始後2週間で定員に達した アイアンマンジャパンみなみ北海道 のエントリー実績は世界でも注目を集めているはずで、今後の展開も大いに期待されるところだ。
【アイアンマン・フランスの2023年レースムービー】
【アイアンマン703カルマルのレースムービー】