少々気の早い話かもしれないが、2023年のアイアンマン70.3世界選手権が8月26、27日にフィンランドのラハティで実施されるとアナウンスされた。 ラハティは、EU(欧州連合)の最北&最東端の首都であるヘルシンキの北東約100kmに位置する都市。EUから2021ヨーロッパグリーン首都賞を受賞するなど、いわゆるカーボンニュートラルを標榜してきたフィンランド随一のグリーン都市としても注目を集めている。
2019年にフランス・ニースで実施されたあと、アイアンマン・ハワイと同様2020年大会は実施されなかった70.3世界選手権。2021年はアメリカ・ユタ州(セントジョージ/2021年9月17、18日)、2022年はニュージーランドのタウポ(2022年12月10、11日)と予定されていたカレンダーに、再びヨーロッパの都市が掲載されることになった。
ラハティではこれまでに7回のFISノルディックスキーワールドカップが開催されるなど、元来スポーツの街としても知られており、アイアンマングループの社長兼最高経営責任者であるアンドリュー・メシック氏は「「2023年のこのイベントでフィンランドとその豊かなスポーツの歴史、そして美しい風景を世界に紹介できることは、私たちの大きな喜びでもあります」とコメント。そのことばどおり、数多くの湖に隣接した自然豊かなロケーションでレースは予定されている。
新型コロナウィルスの影響でまだまだ先が見通しにくい世界のトライスロン界にとっても明るいニュースとなるはずだ。
【大会告知動画】
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