世界最高峰のサイクルロードレースであるツール・ド・フランス(TDF)の名を冠した日本で行われる世界基準のイベント、『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』。
2013年のスタート時から、本家ツールの総合優勝者をはじめ、その年のTDFで活躍した多くのトップサイクリストたちが歴代参加。昨年はヨナス・ヴィンゲゴー(タイトル写真)が出場して大きな話題となった。
TDF覇者を表すマイヨジョーヌを着て2022年大会に登場したヨナス・ヴィンゲゴー
コースはさいたま新都心の高層ビル群を駆け抜ける周回レイアウトが設定され、沿道から間近で世界トップのスピード感を何度も堪能できる。まさに日本にいながらにして、本場欧州のエッセンスを感じることができるレースだ。
今年の開催日は11月5日(日)。
それに先駆けて、7月1日からスタートしているツール・ド・フランス2023の第4ステージ(7月4日実施)で、さいたまクリテリウム大会主催者のプレゼンテーションが行われた。
TDF総合ディレクターのクリスチャン・プリュドム氏(中央)に日本固有の文化『千羽鶴』が贈呈された。写真右はツール・ド・フランスさいたまクリテリウム・大会アンバサダーのマルセル・キッテル氏
スタート会場のイベントステージで大会実施のPR、そしてTDF主催者に、地元埼玉の子どもたちが作った千羽鶴を贈呈。
今年TDFに出場しているライダーすべてが、無事にパリ・シャンゼリゼに到着できるよう祈念し、黄色(TDF総合1位を表すジャージの色)、緑(スプリント賞)、白✕赤(山岳賞)の三色で折り集めたものだという。
世界最高峰の舞台で活躍する選手たちが今年も日本にやってくる。(写真右) マルセル・キッテル氏はツール・ド・フランス区間通算14勝をはじめ多くの戦績を残してきたトップ・スプリンター。現役を引退したあとも注目度は衰えない
トライアスロンワールドカップ・チャンピオンシップシリーズのような迫力のライディング。そして市街地のテクニカルなコースレイアウトが引き出す、トップライダーの突出したライディングテクニックは、アスリートなら大きな刺激を受けること間違いなし。
国内トライアスロンシーズン終了間近のこの時期、11月5日に観戦のスケジュールを入れてみてはいかがだろうか。
>> ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム のHP ※リンク